岩殿山(2001/07/28)単独


子連れの山を探して

 子連れで手軽に景色の楽しめる山はないだろうか?ガイドブックを広げるとまだ行ってないところで大月の岩殿山が良さそうだ。今回は一人だがどんなところか見に行こう。家を出るのが遅くなり岩殿山公園の駐車場に着いたのはもう11時近い。しかし歩く時間は短かそうだし問題ないだろう。支度をして歩き出すのが丁度11時だ。駐車場から車道を登山口に向けて登っていく。荷物を背負っていると結構きつい。早くも汗がだらだら出てくる。

青大将

 すぐに登山口が現れそこからは良く整備された登山道がジグザグに続いている。夏場のこの時期に低山を歩く人はいなく静かだ。暫く歩いていると登山道の真ん中を何か大きな太いものが横切っていく。青大将だ!随分でかい。頭と尻尾は両脇の藪に隠れて見えないが胴体の太さが尋常でない。直径10p以上ありそうで全長は恐らく2m以上あるのかもしれない。私が近くにいるにもかかわらず悠然と横切っていきやっと茂みに消えていく。じっと見つめていたが消えてから写真を撮れば良かったと後悔する。初めて見たからびっくりだ。確か青大将は毒は持ってないから危険はないはずだ。もし次見る機会があれば落ち着いて写真に撮ってみよう。

秀麗富嶽十二景

 気を取り直して更に上に向かう。誰にも会わずにベンチのある展望台に出る。大月の町並みが良く見えるが肝心の富士山は曇りで全く見えない。更に奥に進むと馬小屋跡などの旧跡の説明版があるだけで実物が何も残っていないから見るものは無い。先ほどのベンチに戻りご飯を食べる。一人登ってきたがすぐにいなくなり一人で暫くぼんやりする。ここならいつの時期でも子連れで来れそうだ。同じ道を帰る事にする。先ほど青大将がいたあたりでまた現れないかと思ったが今度は姿を見せてくれない。下りは楽ですぐに下まで降り切る。ふれあい館があり寄ってみる。写真家の白旗史朗が撮った秀麗富嶽十二景の写真が飾られている。こういうのを目標に山歩きをするのも良さそうだ。

猿橋

 さて時間はあるし他にどこに寄ろうか?大月と言えば日本三大奇橋で有名な猿橋があるから見てみよう。車で向かうと猿橋まではすぐだ。駐車場は狭く出てくる車を待って駐車する。近くには土産物屋が幾つか出ている。橋は上から見ても何の変哲もない古い木の橋だ。川へ降りる道があるからそちらへ向かう。下まで降りてから橋を見上げると確かに木組みが複雑で凝った作りになっているのが分かる。木造建築に興味のある人なら見ごたえがあるのだろう。川原から見る水は綺麗で結構魚が泳いでいるのが見える。塩焼きにしたら美味そうだ。

次はどこへ

 駐車場に戻るが岩殿山だけではどうも歩き足りない。しかしこれから他の山へ行くには時間が無い。先ほどのふれあい館でもらった秀麗富嶽十二景のパンフレットを良く見てみる。十二景とは知らずに百蔵山、扇山、笹子雁ガ原摺山、高川山、岩殿山の5つを登ったことになる。とは言ってもパンフレットに載っているような綺麗な富士山が見れたのは百蔵山だけだ。行ってない他の7つの山へも行きたいし、富士山を見るために再度行きたい山もある。岩殿山には桜の時期に是非また来たいものだ。


山行データ
山行日、天気: 2001/07/28 曇り
山: 大月市 岩殿山(634m)
コース&時間: 駐車場(11:00)頂上(11:40)→駐車場 歩行数 未計測
同行者: なし
参考ガイドブック: 親子の初めて山散歩
温泉: なし
写真: なし


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