高尾山(1999/07/04)子連れ


高尾山2

  高尾山には一度ケーブルカーを使い行ってみたがケーブル頂上から山頂までは舗装路をちょっと歩くだけでとても山登りに行った気分は味わえなかった。しかしケーブル下で貰ったパンフレットによると四季折々にいろんなコースを楽しめることが書いてあり次はケーブルカーを使わずに他のコースから行こうと思っていた。さて、今回は登りを表参道、下りを沢コースで行ってみよう。沢といっても本格的な沢登りというわけではなく子連れで安全に行けるコースのようだ。早速支度をして一姫一太郎を連れて車で出かける。

表参道

 駐車場に車を止め登り口へ向かう。前来た時同様ケーブルカー乗り場は大賑わいだ。表山道はその乗り場より右手の道を行くようだ。結構そちらへ向かう人達も多く、我々も舗装路を進む。樹林の中をしばらく進むが舗装路がずっと続いていてつまらない。高尾山は山の装備が無い人でも誰でも登れるように考えられているようだ。7月のこの時期だと樹林の中は暑い。持って来たペットボトルを飲みながら時々休憩しながら進む。やがてケーブルカー山頂駅へ到着する。とたんに人が多くなる。猿園を過ぎ階段の男坂を登る。結構段数が有り息が切れる。登りきって少し進むと薬王院に出る。

頂上へ

 少し休んで本堂脇の階段を登る。ここは結構急で息が上がる。やっと登りきると土の道になる。少し進むとまた舗装路になり他の道と合流する。トイレの前を過ぎ、一登りで頂上だ。  頂上に着くとシートを広げて弁当だ。持ってきたおにぎりを食べる。旨い。山頂で食べる弁当は最高だ。前にケーブルカーで着たときと比べると今回は下から歩いただけあってやっぱり弁当も旨い。食後に景色を楽しんだ後、今度は沢のコースを下ることにする。

楽しい沢下り

 下り始めは途中まで登った道を折り返す。少し行くと6号路への分岐があり右手に曲がる。高尾山にいる烏の特徴が書いてある看板などを見ながら下る。少しすると舗装路が途切れ土の道になってくる。ずんずん降りて行くとやがて沢に辿り着く。ここからは沢の中の石を渡りながらの道になる。とはいっても水が少なく子供の靴でも濡れる事は無い。それでも滑って転んだら濡れてしまうので注意しながら進む。こんな沢の中を歩くことは今まで無かった経験で子供達も楽しそうだ。
 そんな道を気持良く進むと沢から上がり沢沿いの道になる。沢をみながら下っていくとやがて沢の横が広場になっていて水辺に下りれる所に出る。ここで一休みだ。子供達は沢の中に入り沢蟹がいないか夢中で探している。楽しそうだ。石を動かす度、何か虫がいたとか言っては大喜びだ。他にも子供達が大勢沢に入って楽しんでいる。ここは浅瀬になっていて小さな子供でも安心して遊べる場所だ。暫く遊んだ後、もう行こうと子供達に声をかけるがまだ名残惜しそうだ。しかし余りここでのんびりする訳にもいかず、また来ようねと言って先へ進む。

琵琶滝

 歩きやすい道を下っていくと所々花や動物の説明看板がある。それらを見ながらのんびり歩きやがて琵琶滝への分岐に出る。脇道を進みちょっと寄ってみる。小さな滝があり蝋燭が燈っている。少し見物してから先ほどの分岐まで戻り下に向かう。暫く進むと道がだんだん広くなりやがて砂利の車道に出る。道の横にはコンクリートで整備された川があるが先程の沢がこう姿を変えたのかと思うと人工的で面白みがない。少し進むとケーブルカー乗り場に到着する。
 このコースは初めてだったが子連れで楽しめて中々気に入り、是非また来てみたいコースだ。特に暑い時期には沢コースは気持良い。高尾山は他にも沢山コースがあり、また城山、景信山、陣場山まで足を伸ばすコースもあるようで色々楽しんでみたい。

データ
山:八王子市 高尾山(599m)
コース&時間:登山口(1:30)頂上(1:30)登山口
参考ガイドブック:親子の初めて山散歩




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