シダンゴ山(1999/10/31)グループ


シダンゴ山

 ハイキングも子連れで何回か行ったが、たまには友達とも行ってみようと思い友人kに電話する。すぐに家族全員で一緒に行こうと話がまとまる。k一家は今までハイキングには行ったことがないとのことで手頃で子供達にも楽しめそうな所をガイドブックで探す。シダンゴ山というちょっと変わった名前の山が目に止まる。富士山も見えるようだし決定だ。朝、横浜からk一家が我が家に到着する。しかし家の神さんは体調が悪くドタキャンだ。友人k、kの奥さんのeiさん、子供のk太郎君、k次郎君、我が家の一姫、一太郎、私の7人で車2台で寄休養村へ向かう。渋滞も無く1時間半ほどで到着する。

きつい登り

 駐車場から案内の標識を見ながら車道を進む。かなり急な勾配ですぐに息があがる。k一家は日頃運動不足の友人kが一番辛そうだ。休み休みゆっくりと登る。子供達は元気だ。やがて登山口に到着し、息を整え再出発だ。鹿避けフェンスを抜けて林の中を進む。先ほどの車道より登山道の方がずっと傾斜が緩く歩きやすい。土の感触が足裏に心地良い。友人kも楽になったようだ。暫く登りが続きk一家は少し苦しくなってくる。eiさんが一番楽そうだ。聞くと子供のころよく親に連れられてハイキングに行ったそうだ。友人kは普段全く歩かない生活で息が辛そうだ。私もハイキングを始めたころは少しの登りでも辛かったのを思い出す。少しは体力が付いたのだろうか?

山頂にて

 前回の山行(石老山)で痛めた膝も問題無く、やがて尾根に出ると登りは楽になり、程なく山頂に到着する。草原状になっており気持ち良い場所だ。西には近くの山の左側に富士山が少し見える。隠れ富士と呼ぶようだ。山頂には「シダンゴ山」の名前の由来などが書かれている看板が有る。記念写真を撮り、シートを広げてご飯にする。持ってきた弁当を分け合ったりしながら食べる。大勢で来るのも楽しいものだ。今回は先日買ったコンロを持ってきたので食後のコーヒーを入れる。旨い。こんな気持ち良い山頂で飲むコーヒーはなかなかのものだ。今度はビールも持ってこようか。きっと旨いに違いない。
 ハイキングを繰り返すうちにだんだん荷物が多くなってくる。コーヒーサーバ、コンロ、ガスが増えたがこれからもいろいろ増えるのだろうか?確かに便利だが荷物が増えるとすぐに肩が痛くなる。ザックももっとしっかりしたものが必要となりそうだ。

虫取り

 近くでは虫の鳴き声がひっきりなしだ。子供達はご飯の後、虫取りに熱中している。私も叢に入ってみる。歩くと足元からバッタやコオロギが飛び跳ねる。何匹か捕まえ子供が持っている袋に入れてあげる。30分もすると袋の中は虫で一杯になる。持ち帰る訳にもいかないので逃がしてあげる。子供達も十分満足したようだ。山頂を後にする頃には子供達はすっかり友達になっている。

宮地山はパス

 下りは宮地山方向に向かう。緩やかで歩きやすい。登りでは苦しそうだったk一家も楽そうだ。順調に進みやがて宮地山分岐に出る。ここから少し登り返すようだが子供達が少し疲れたようなので真っ直ぐ帰ることにする。田代向バス停方面にずんずん下って行くと途中から舗装路となり、やがて中津川に出る。やっと着いた。バス停に向かうと待ち時間がかなりあるので寄休養村まで歩くことにする。
 車道を歩いていくが山歩きをした後のアスファルトは歩き難い。車で通った時はすぐだと思ったがやはり歩くと結構有る。車道歩きにうんざりした頃やっと到着する。汗を掻いたので風呂に入りたいところだ。休養村のビジターセンターに寄ると風呂があったが小さい家族風呂だけなので今回は残念ながら諦める。近くに良い温泉も知らないのでまだ早いが渋滞になる前に帰ることにする。途中でk一家と別れ家路に向かう。また大勢で他の山にも行こう。

山行データ
山行日: 1999/10/31 晴れ
山: 松田町 シダンゴ山(758m)
コース&時間: 寄バス停→頂上→田代橋→寄バス停
同行者: 友人一家(k,eiさん,k太郎,k次郎)、一姫、一太郎
参考ガイドブック: 親子の初めて山散歩
写真: シダンゴ山の写真


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