西澤渓谷(2000/04/30)子連れ


渓谷美を見に

 この一年程で随分といろいろ山に行ったが、たまには沢沿いの道を散策するのも良いかもしれない。ガイドブックに渓谷がとても綺麗だと紹介されている西沢渓谷に行くことにする。一姫、一太郎を連れ車で渓谷入り口に向かう。どんなところだろう、楽しみだ。自宅から結構距離はあったが渋滞もなく駐車場に到着する。もうすでに大勢のハイカーがいて随分人気がある所なんだと感心する。駐車場から渓谷に向かうと地元警察の事故防止のアナウンスがスピーカーから流れている。時々転落事故もあるらしい。また、そばには登山届けのポストもあり、この辺から登れる山もあるようだ。

ちょっと危ないかな

 先に歩いていくと右手に甲武信岳登山口の標識がある。どんな山なんだろう?更に歩いていくと沢が近くなってきて川原に降りれるところも見えてくる。子供たちは早速降りて水遊びがしたいようだが、まずは渓谷を見て帰りに川原で遊ぶことにする。更に進むと大きな吊橋があり、3人で渡り始める。一姫は怖がっているが、一太郎は喜んでわざと揺れるような歩き方をする。一姫は一太郎に「一太郎、やめてよ!」と怒る。良くありがちな光景だ。怖がる一姫の手を引いて長い橋を渡りきる。段段と道が険しくなり河との高さが開いているところもあり、子供が落ちて流されでもしたら助けられるだろうかなどと不安が頭をもたげる。子供たちの足元に注意しながら進む。その個所を過ぎると川べりに近づきホットする。途中、三重の滝や人面洞などの名前が付いた淵や滝があり、目を楽しませてくれる。水の色が深さや流れにより微妙に変わりとても綺麗だ。また少し進むとまたもや道が険しくなってくる。ちょっと広い所に子供たちを待たせ、先まで様子を見に行くが小さな子供を連れて行くにはちょっと危なそうだ。ずっと奥の名勝・七ツ釜の滝や不動滝まで行きたかったが怪我でもあったら大事だし今日はこれで引き返す事にする。

川遊び

 しばらく戻り川べりで遊べるところを見つけ魚がいないか子供たちと探してみる。小さな魚を見つけ手で取ろうとするがなかなか取れるものではない。沢蟹がいないかと石の下などを探していると何とサンショウウオを見つける。子供たちもびっくりして大喜びだ。持っていた小さな容器に入れしばらく観察する。他にもいないか石を動かしたりして探す。しばらく探してみるが他には見当たらず捕まえたサンショウウオを逃がして戻る。吊橋をまた一姫の手を引いて渡り、広い川原で弁当にする。天気が良くてのどかだ。ビールを飲んで私はシートで昼寝をする。子供たちは持ってきた水鉄砲などで川原で遊ぶ。しばらくのんびりした後、駐車場へ向かう。今日は渓谷の奥まで行けなかったのは残念だが、綺麗な川や景色が楽しめて良かった。次はもっと子供たちが大きくなったら来てみよう。


山行データ
山行日,天気: 2000/04/30 晴れ
山: 山梨県三富村 西沢渓谷
コース&時間: 渓谷入り口→途中まで→渓谷入り口
同行者: 一姫、一太郎
参考ガイドブック: 親子の初めて山散歩


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