高尾山(2000/11/19)子連れ


初めての二太郎

 7月の大菩薩嶺以来、随分と山とはご無沙汰していた。もうすっかり秋も深まり久しぶりに山へ出かけよう。今回はもうじき1歳になる二太郎を背負って高尾山へ向かう。山へ連れ出すのは初めてだ。子供用の背負子で山用のものは随分と高くて手が出ず、町用のちょっとしたお出かけで使うシンプルな背負子だ。車で家族5人高尾山麓の駐車場まで行き、ケーブルカー乗り場まで歩く。途中のコンビニでお昼を買い土産物屋を見ながらゆっくり進む。二太郎も愚図らない限り歩かせるつもりだ。

 ケーブルカー乗り場は天気が良いため物凄く込んでいる。切符を買い列に並ぶ。1回待って乗れるが席には座れず二太郎を背負ったままで、動き出すと傾斜があって結構辛い。それでも距離が短いから何とか持ちこたえて山頂駅に着く。ここからは1号路を進む。舗装された道で二太郎を歩かせながら進む。道行く人達に「坊や、元気だね」と声を掛けられると意味は分からないだろうがにこにことご機嫌だ。階段などは二太郎を背負って歩くが他はできるだけ下ろして歩かせる。結構元気良く歩いてくれるから楽だ。しかし、時々寄り道したりしゃがみ込んだりするのを宥めながら進む。やがて高尾山の頂上に到着する。天気も良く凄い人出だ。晴れてはいるが相変わらずここから富士山は見えない。

紅葉台

 一休みしてまずは紅葉台に向かう。できれば城山まで行きたいが体力がどこまで持つだろう。ここからは階段の下りになるので二太郎を背負って歩く。一姫や一太郎が二太郎にちょっかいを出すと二太郎はばたばたとはしゃぎまくる。ちゃちな背負子でショルダーベルトが細くて薄いから肩に食い込んで痛い。それに背中にピッタリとフィットしてないからぐらぐらする。やはり山屋で売っているようなしっかりしている背負子でないと使い辛い。それでも何とか紅葉台まで辿り着く。

 紅葉にはまだ早く少し色づいているくらいだ。しかし、時期的に込んでいて高尾山の頂上ほどではないが中学生くらいの団体もいて余り座る場所がない。何とか端に場所を見つけてシートを敷く。二太郎を下ろすとホッとする。肩がずきずきでパンパンに張っている。早速ごはんにする。今日は二太郎を担いでいるからビールはなしだ。持ってきたおにぎりを皆で食べる。旨い。公園でおなじようにシートを広げてご飯を食べるのと山に来て歩いた後に食べるのとでは全然違う。ご飯の後、おやつにすると子供たちは余計賑やかになる。

体力を付けねば

 疲れた私はちょっと横になって寛ぐ。少し休んでから、この先城山まで行くか考えるが肩が痛く子供たちも余り乗り気でないから今回はここで折り返しとする。
 紅葉台から一旦下って上り坂になる。二太郎はよちよちとしながらも結構良く歩く。こんな土の道を歩くのは珍しいからか楽しそうにニコニコしながら歩いていく。高尾山手前の階段から吊橋コースへ向かう。広い道は歩かせて、狭い道は背負子に乗せて進む。背中ではしゃいで動き回るからグラグラして本人は怖くないだろうがこっちが怖い。やがてケーブルカー乗り場に着いて、後は下るだけだ。二太郎も歩くのが好きなようだしこれからも連れて出かけよう。その前に自分の体力をもっと付けねば。


山行データ
山行日: 2000/11/19 晴れ
山: 八王子市 高尾山(599m)
コース&時間: ケーブルカー→高尾山頂→紅葉平→吊橋コース→ケーブルカー
同行者: 神さん、一姫、一太郎、二太郎
参考ガイドブック: 親子の初めて山散歩
温泉: なし
写真: なし


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