日ノ出山(2001/02/11)グループ


今回は何人かな?

 先週の石老山に続き今週も日和見山の会に参加する。山は日ノ出山で帰りは温泉に浸ろうという計画だ。集合場所の御嶽駅に向かう電車の中で横田氏と出会う。会うのは先週に続き2回目だ。他の参加者はその車両に乗ってなく、二人で青梅の山々を見ながら結構雪があるねなどと話しながら駅に到着する。改札に向かう途中でkenさん、Nさん、Kさん、Iさんに会う。Iさんとは初対面だ。今日の参加は6人だ。先週の13人と比べると随分少ないが、雪のある時期だし無理も無いかもしれない。駅に登山届の箱があり、横田さんが代表して参加者の名前や住所を書くが年齢などは横田さんの主観で結構いい加減に書いている。まぁ危険なところも無いだろうし良いだろう。

とことん楽する

 早速、駅前からバスに乗り御岳ケーブル乗り場に向かう。急な坂道もバスだと楽だ。バスの終点から少し歩くとケーブルカー乗り場だ。切符を買って中に入り少し待ってケーブルカーに乗る。ぐんぐんと登っていくと次第に雪も多くなってくる。すぐに頂上駅に着き多くのハイカーと一緒に降りる。他のハイカー達は殆どの人がここから歩いていくが、我々はとことん楽をしようということでリフトにも乗ることにする。私は御岳山には何回か来ていてケーブルカーも利用したことがあるがリフトに乗るのは初めてだ。一人乗りのリフトに乗り雪の上を進む。リフトに乗るなんて、もう随分前にスキーに行って以来だ。高度は全く無く、下の雪が足で擦れそうな所を進むとすぐに上まで到着し、展望台に出る。町並みを見下ろすと晴れていて良い眺めだ。

楽したのが裏目に

 ここから山道までは少し下っていく。途中凍っている所があり軽アイゼンを着けるか相談するがまだ大丈夫そうだ。しかし先頭を行くkenさんが滑りそうになったところで各自軽アイゼンを装着することにする。雪のあるところで履くのは面倒くさい。山の雑誌などでは良く手袋をしたままで装着できるように練習したほうが良いと書いてあるが、ご多分に漏れずそんな練習はしてないからなかなか着けられない。結局手袋を外して素手で着ける。軽アイゼンを付けて歩くとさすがに滑らず安心だ。下っていくとケーブル駅からの道と合流する。ケーブル駅への道を振り返ると良く踏まれていてあまり雪が無く、リフトに乗らずに来たほうが良かったかもしれない。

快調に飛ばす

 御岳神社そばまで進み、途中から日ノ出山方面に入っていく。この道は平坦で歩きやすい道だ。途中で初老の男性と会うが「軽アイゼン持ってないんですが日ノ出山まで大丈夫でしょうか?」と我々に聞いてくる。「ずっと平坦だから大丈夫でしょう」と答え、先へ進む。Kさんが先頭で進むがペースが速い。Nさん、Iさん、私と続くがkenさんと横田さんは何やらヒソヒソと会話しながらだんだん遅れていく。何か悪い相談でもしているのだろうか?

 我々はお構いなしに、どんどん進む。先頭はKさんだが歩くのが異様に早い。Nさん、Iさんも遅れずに付いて行く。さすがベテラン揃いだ。私も何とか遅れないように必死に付いて行く。やがて少し上り坂になり、進んでいくと日ノ出山荘に到着する。しかし、この時期は営業して無いようだ。そこで一休みしている間にkenさん、横田さんも追い付いてくる。揃った所で日ノ出山への階段を登っていく。急だが距離は短くすぐ頂上に到着する。

xx写真

 頂上はこの時期でも大勢の人たちで一杯だ。晴れていてまずまずの展望だ。早速記念写真を代わる代わる撮る。写真を撮っていると先ほど抜いてきたアイゼンの心配をしていた初老の人がやってくる。挨拶をし写真を撮ってくれないかと言うので、Kさんが撮ってあげると代わりに一緒に写真を撮ってあげましょうとKさんとNさんに向かって言う。どうやら夫婦だと勘違いしたらしい。Kさんが調子に乗って実はxxなんですと答え、皆で爆笑する。その人の半信半疑の顔がおかしい。なぜかその後、IさんとNさんとでも写真に撮って貰ったりする。うーん、ほのぼのだなぁ。

ランチは楽しく!

 記念写真の後は皆でご飯にする。今日はうどんが人気でkenさん、横田さん、私と3人だ。やはりこの時期は暖かいものが食べたくなる。Iさんは焼き網を持っていて椎茸を焼いてご馳走してくれる。焼きたての椎茸が香ばしくて旨い。自分も焼き網が欲しくなってしまう。私は持ってきた冷凍のうどんがザックの中で溶けて汁がこぼれてしまい、水分の少ない妙なうどんになってしまった。それでもあつあつのうどんはまずまず旨いが、どうしても出来合いのものだと具が少なく寂しい。近場の軽いハイクなら休憩時間は多く取れるし、次からはもっと食べ物にも凝ってみよう。

つるつる

 ご飯を食べ終わり、つるつる温泉に下ることにする。しばらくxxの話題やら、混浴温泉の話をしながら下っていく。温泉から昔の温泉マークの話になり、なぜ温泉マークと言うのだろうなどと話しながら進む。道は途中から雪が凍っていて滑りやすくなり慎重に降りていく。それでも私も含めて何人か転びそうになる。つるつる温泉に下りながら皆でつるつるだねなどと笑いながら歩いていく。受験生やハ○の人がいたら怒られそうだ。途中から林道になった道をチロルチョコやら世代がすぐ分かる子供の頃のアニメの話などをしながら、相変わらずつるつる滑りながら降りていく。滑ったところで危険な所はないから安心だ。だいぶ林道を下っていくと下の方に建物が見えてきてつるつる温泉に到着する。

お決まりの

 早速、建物に入ろうとすると何と混雑で入場制限をしている。30分ほど待たされるらしい。ここまで来て入らないで帰るわけにも行かず、玄関の前で飴など舐めながら暫く待つ。ここは綺麗なデカイ建物で、最寄りの武蔵五日市駅からSLの形をした送迎バス2台まで有り、人気が有るようだ。こういう温泉で日がな一日のんびりする人も多いようだが、やはりハイキングやスポーツなど汗を掻いた後温泉に入り、風呂上りにビールというのが醍醐味だと思うのだが。やがて20分ほどで呼ばれ、早速お風呂に向かう。残念ながら混浴では無い。中はそこそこ混んではいるが入場制限しているだけあって湯船の中で肩擦れ合うほどではなく、ゆったり寛ぐ。風呂上がりにはやはりビールだ。程よい疲れと火照った体に冷たいビールは気持ち良い。


山行データ
山行日: 2001/02/11 晴れ
山: 青梅市 日ノ出山(902m)
コース&時間: 御岳登山口(ケーブルカー、リフト経由)御岳山頂駅→日ノ出山→つるつる温泉
同行者: kenさん、Nさん、横田さん、Kさん、Iさん
参考ガイドブック: 親子の初めてハイキング
温泉: 日ノ出つるつる温泉
写真: なし


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