今日は日和見山の会で秩父の伊豆ヶ岳だ。昨日、子供二人に聞くと行くとの返事で渋滞のない電車と座って行ける車のどちらが良いか尋ねると車が良いとの事。出きるだけ渋滞の無い時間を選んで行くことにする。登山口の正丸峠までは80kmほど有るので朝の渋滞を避け6：30にカーナビをセットして出発する。今日は新アイテムが有る。前回の矢倉岳に行く際ネズミ取りに引っかかりゴールド免許ゲットの夢（後たったの2ヶ月だったのに！）が消え去ったが、早速レーダー探知機(13,000)を買ったのだ。罰金18,000に比べれば安いものだ。我ながら懲りない奴。
　10年以上前にも付けていた事があったが街中では誤作動が多すぎてスイッチを切っていた。最新のレーダー探知機の誤作動はどのくらい減ったのかと思ったが格段の進歩だ。多少の誤作動はあるが頻繁に鳴る程ではない。今回買った機種はアラーム音が７曲のメロディから選べるがランダムに設定していると時々思い出したようにメロディが鳴りだし子供達にも大受けだ。そんな楽しいドライブで早起きの甲斐あり渋滞も無く9：30には峠に着いた。

　早速、日和見山の会リーダのｋｅｎさんに携帯で連絡しようとするがアンテナマークが1本だったり圏外になったりする。不安を抱えながらダイヤルするとやはり繋がらない。電車に乗っている影響もあるかと思い正丸駅到着時間まで待つことにする。その間子供達は渋滞イライラ解消グッズとして持って来たゲームボーイやベイブレードで遊ぶ。
　10時になり電話するがやっと繋がったと思うと何を喋っているか分からないまますぐに切れてしまう。峠の奥村茶屋に寄ると公衆電話があり、掛けて見ると2回目でやっと繋がり実は今日の往路は正丸峠を経由しないとの事だ。ここを通ると思ったのは私の勘違いだったのだ。仕方なく頂上で会う事にして電話を切る。

　靴を履き替え奥村茶屋の人に降りて来るまで車を置かせてもらう事を断り、まずは小高山へ向う。茶屋の裏手から伸びる道は緩やかで道幅も有り歩きやすい山道だ。少し汗を掻いた頃小高山に到着する。　数人の人が休んでいて我々も休憩する。疲れも無いのですぐに頂上へ向かう。

　小高山からもしばらくは緩やかな道が続く。そのうち階段になってきて更に進むと鎖場と女坂の分岐に着く。鎖場の手前には落石が危ないので女坂を行くように看板が掲げて有る。子供達が一緒なので鎖場はどうかと思っていたがこれで選択の余地無く女坂に向う。緩やかな巻き道を進みやがて階段になると上の方から人声も多くなり頂上はもうすぐのようだ。一登りで広場に着くと既に大勢の人達がいる。11：10分だ。右手の頂上に向い伊豆ヶ岳の標識の前で写真を撮る。快晴ではないが近くの山並の展望が素晴らしい。残念ながらこの辺の山はどこが何山だかさっぱり分からない。

　ｋｅｎさん達が着いてからお昼にしようと思ったが、早起きした子供達がお腹が空いたので広場に戻り先にご飯にする。ここでは子供連れの姿が目立ち、次から次へと大勢の人が登ってきて随分人気の山のようだ。しかしｋｅｎさんたちの姿を探すが見当たらない。ご飯を食べた後12：00まで待ちもう一度頂上の方まで行くが見当たらない。子供達も退屈し始めたので残念だが下ることにした。

　下り始めて10分ほど行くとｋｅｎさん達と擦れ違う。狭い道で登り下りの人達が多くゆっくり話もできず挨拶をして別れる。今日は初参加の人もいたのに残念だ。そのまま下り鎖場との分岐に戻る。先程は登っている人はいなかったが今度は何人かの人達が鎖に捕まりながら登っている。中には下っている人もいる。落石は大丈夫なのだろうか。　ちょっと様子を見てから小高山に向う。緩やかな道を下り間も無く小高山に到着する。今度は20人程か随分大勢の人達が休んでご飯にしている。これから登るようだ。少し休んで正丸峠へ向う。途中で何の鳥か綺麗な声が暫く続く。山に来て気持良い一時だ。

　やがて奥村茶屋が見えてきて12：45に到着する。茶屋に寄りコーヒーを飲み、特製味噌と蓬餅をみやげに買い帰路に着く。13：00に出発し早く出たので渋滞も無く16：20に自宅到着。行きも帰りも状態を避ける時間に走れ、遠い割には運転の疲れが少なかった。しかし車に乗っている時間に比べて山を歩いている時間が短くちょっと物足りない山行となった。

日時：2001/10/21　晴れ
山：伊豆ヶ岳(851m)
コースタイム：正丸峠→(50M,3400歩)頂上→(40M,3500歩)正丸峠
参考ガイドブック：親子の初めて山散歩