高尾山〜城山(2002/01/06)子連れ |
年初の山はどこへ | |
年末年始休暇の最後の休みをどの山に行こうか土曜日に一姫と相談する。私は箱根の明神ガ岳、明星ガ岳に行ってみたいのだが、一姫の希望で高尾山にする。高尾山だけだと歩き足りないので城山、景信山まで足を伸ばしてみようか。早速荷造りをして車で出かける。遅い朝食だったのでもう9時だ。いつもは込んでいる16号が異様に空いている。1時間ほどで高尾山そばの神社に到着する。
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稲荷山コース | |
ケーブルカー駅には初詣の客が一杯いる。山歩きの格好をした人も結構いて大賑わいだ。構内に自販機があり飲み物とお菓子を買う。観光地料金だが仕方ない。今回は一姫がまだ稲荷山コースを歩いた事がないのでそちらから登り子供達お気に入りの沢コースで下る事にする。
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初めての富士山 | |
少し休んで先に進む。後半分くらいだろうか?暫く尾根道を快適に進む。私が先に歩いていたが一姫は少し疲れたようだ。このコースは他のコースより少し遠回りでしかも私のペースが速かったようだ。少しペースを落として進んで行くとやがて6号路との分岐に出る。そのまま進み頂上を目指す。展望の期待についついペースが速くなる。上の方から人声が聞こえて来ると頂上は間近だ。やっと頂上に到着する。早速展望台に向うと富士山が大きく見える。やった!高尾山で初めて富士山が見えた。そういえば高尾山に冬に来たのは初めてかもしれない。今日は空気が澄みきっていてバッチリだ。記念写真を撮り少し休憩する。 |
富士山を見ながら | |
少しお腹が空いたがお昼は城山で食べたいのでおやつを少し食べる。次は城山に向かう。階段を降りていくとこの辺は日陰の所為か道の両脇には少し雪が有る。昨日麓で降った雨はここでは雪だったようだ。巻き道との合流点を過ぎ、もみじ台に向かう。すぐにもみじ台到着だ。ここからの展望も素晴らしく富士山が良く見える。また写真を撮り次へ向かう。今年最初の山行でしかも今まで富士山の見れなかった山で見れるのは嬉しい。この分だと城山からも富士山が見れるだろう。
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初めて見る霜の花 | |
次の一丁平への道は巻き道を進む。こちらはアップダウンが緩やかで歩きやすい。しかし日陰で少し寒い。暫く歩いていくと前を行くオバサン二人連れが何やら道の山側に少し入って声をあげている。何かあるのだろうか?私もその前に行き見てみると霜が短い枯草に絡み付くような形でまるで花のようになっている。綺麗だ。始めて見る自然の妙に驚く。他にもあるだろうか。少し進むとまた山側に少しある。どうやら日陰である条件の場所にしか出来ないようだ。もうお昼になるので、帰りにゆっくり写真に撮る事にして先に進む。
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城山 | |
一丁平を過ぎた所で巻き道から登山道に戻り城山に向かう。少し一姫が疲れたようなのでペースを落として歩く。どうも天気が良くて展望にも恵まれた所為かハイペースで歩いていたようだ。少し休みを入れながら歩いて行くとやがて城山への近道とある。そちらへ進み一登りで頂上だ。
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霜の花を撮る | |
さてご飯も食べ終わり、記念写真を撮って戻る事にする。一丁平手前から巻き道に入る。来る時に見た霜の花は溶けてないだろうか。注意深く右手の藪を見ながら進む。有った!綺麗だ、全然溶けてない。早速写真に撮る。マクロ撮影にして画像を確認する。しかし霜の一枚一枚の襞が上手く撮れていない。もっと近寄ったりフラッシュを点けたりして何枚か撮る。まずまずの出来映えに満足して次へ進む。暫く進むとまた有る。結構大きなものから小さな物まで形も色々だ。更に進むと山道と合流する手前に出てそこでは左手下の藪に降りている人がいる。見てみるとそちらにも霜の花が結構有る。私は今回初めて見たが、この時期はこれを楽しみにして山に来る人が結構いるのかも知れない。
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暖かいお汁粉 | |
やがて高尾山に到着しおやつにする。今日は正月ということもあり乾燥食品のお汁粉を持って来たのだ。乾燥した餅を3つカップに入れ沸かしたお湯を注いだ後お汁粉の粉末を入れる。?変だ。とろっとした感じにならない。お汁粉の粉末がダマになって混ざっていないのだ。スプーンで潰しながら何とか混ぜ飲んでみる。インスタントでも暖かいお汁粉を山で食べるのは旨い。一つ餅を食べ少し冷めた所で一姫に渡す。少し景色を見た後残りの一つを食べようかと思ったらもう餅は無くなっている。素早い。日頃の動作はのんびりしているのに何故好きな物を食べるのは早いんだろう。不思議だ。仕方なく残ったつゆを飲み干し出発だ。
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沢コース | |
帰りは沢コースに向かう。トイレの前から分岐に入るとすぐに赤い実が目に止まる。何だろう。一姫に聞くとアオキじゃないかとの事。うーん、詳しい。私は草木の名前を何度聞いてもすぐ忘れるがやはり女の子だ。写真に撮り更に下る。暫く進むと沢に出る。最近雨が降ってないので水は寂しいほどちょろちょろと流れている。石伝いに降りて行く。時々振り返って下りが苦手の一姫が来るのを待つ。暫く降りると沢から上がり右手に沢を見ながらの下りとなる。 |
新年 | |
やがて下からお経の声が聞こえる。少し下ると琵琶滝で人が集まっている。新年の所為か大勢だ。遠目から滝の写真を撮り先に進む。自然研究路の看板を見ながらのんびり下るとやがて道が広くなり間も無く林道に出る。すぐに並んでいるお地蔵さんが見えて来る。おや、帽子が皆赤い。近くに行くとお地蔵さんの帽子が新品になっていて綺麗な赤だ。心なしかどのお地蔵さんの顔もにこにこしているように見える。新年なんだと改めて感じる。
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データ | |
山:八王子市 高尾山(599m)、城山(670m)
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