乾徳山(2002/06/29)グループ |
人数は?集合場所はどこ? | |
5月の弥三郎岳以来、天気が悪く山に行っていない。そろそろ足がなまってきてどこかに行こうと思っていたところ,日和見山の会で乾徳山に行く案内メールが来たので早速参加の返事をする。どのガイドブックを見てもこの山は上級者向きと書いて有り、前々から行きたい山ではあったが一人では危ないかなと思い躊躇っていた所だ。運動不足なのが心配だが日和見のいつもののんびりペースならきっと付いて行けるだろう。 |
全員集合 | |
6/29の朝、早起きをして八王子に向かう。天気は予報通り曇りだ。山梨の天気は夕方まで持つらしい。渋滞もなく八王子駅前に着く。既に横田さん、川さん、国さんが待っている。もう一台の車は川さんが用意してくれたようだ。川さんとは初対面だ。すぐに中さん、たーさん、kenさんもやってくる。後一人の河さんをしばらく待つがなかなか来ない。携帯も連絡が付かず30分待って出発とする。 |
到着 | |
のどかなぶどう畑の中を快適に進む。それにしても信号の少ない道はすばらしく気持ち良い。家の近くもこんななら嬉しいのだが。途中ワイナリーの看板を幾つか見かけるがたーさんは気になる様子だ。国さんは昨日しこたま飲んだそうで今日は飲む気になれないらしい。先行する川さんの車にもカーナビが着いているが私の車のカーナビと何カ所か違う道を案内しているようで面白い。メーカーや機種によってルート検索の仕方が違うようだ。 |
冗談半分 | |
駐車場代500円を払って銘々ストレッチをし出発する。時計を見ると10:40だ。林道を歩き出すとすぐに牧草地になるが放牧は行っていない。今は牧場はやっていないのだろうか。山荘と駐車場だけで経営はやっていけるのかという話題になり、一ヶ月の駐車場収入の計算をしたりしながら歩く。人の事ながら大きなお世話かもしれない。
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ご飯半分 | |
更に先に進むとやがて少し開けたところに出る。天気が良ければ富士山も見えるだろうが今日は近くの山が霞んで見えるだけだ。この辺では所々アヤメが咲いていて綺麗だ。ツツジは殆ど花が終わり散ってしまっているが少しだけ残っている株もある。少し進むと草原になりここが扇平のようだ。ちょうど12時だ。 |
怖さ充分 | |
すぐに扇平の標識がありそこを進とまた樹林の中に入る。きつい登りが続きごろごろした岩が多くなってくる。やがて大きな岩に赤いペイントが書いて有るようになってきてペイントを見ながら進む。場所によってはペイントが←→のように書いて有りどちらからも行けるところがある。二手に分かれてどちらが進み易そうか探りながら進む。途中どう進めば良いか迷っていると丁度上から登山者が降りてくる。そちらに向かい先に進む。 |
感動半分 | |
ほっとして次の人たちが登り切るのを待つ。全員無事登り切り岩場の頂上に立つ。もう13:50だ。ここで記念写真を撮り合う。私もひきつった顔の記念写真を撮ってもらう。我ながら良く登れたものだと感心する。かなり恐がりだがベテランの人たちが一緒だとやはり心強い。一息付くとやっと景色を見る余裕が出てくる。しかし360度真っ白だ。それでもこの一週間天気予報とにらめっこだったが雨が降らなかっただけでも上々だ。次は秋晴れの時に来ようとみんなで約束する。 |
やっと半分 | |
北に降りていくと途中垂直に近い梯子もあるが距離が短く登ってきた鎖場と比べたら楽勝だ。水のタワから今度は南下する。しかしその後が長い。延々と岩のごろごろした枯れ沢を下る。石にこけが付いていてすべりそうで気が抜けない。雨の日は怖そうだ。鎖場の雨も怖そうだしこの山は雨の日は絶対来ない方が良さそうだ。薄暗く湿ってこけの良く生えた中,相変わらず横田さんは茸探しに夢中だ。暫く滑りそうな石の道が続く。何人か滑りながらも怪我無く慎重に下っていく。3時を過ぎると林の中はだんだん暗くなってくる。もうかなり歩いた気がするが時間的にはやっと半分くらいか。
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ほっと一息 | |
やがて林が開けて明るくなってくると河さんが「やっと明るいシャバに出てきたぞ!」と叫ぶ。面白い人だ。間もなく全員無事高原ヒュッテに到着する。15:40だ。ここは無人の避難小屋で薪のストーブがある。板の間には誰かが置いていったアルミの緊急避難シートが有る。中さんの話では製品で売られているときはたばこサイズだが一度広げるとどんなに上手く折りたたんでも嵩張ってしまい使い捨てにせざるを得ないらしい。 |
温泉にて | |
河さんの案内で牧丘町の町営温泉に向かう。まもなく花かげの湯の駐車場に着くとワイン風呂と書いた幟がなびいている。楽しみだ。玄関を入ると料金表が有り,町外の人は3時間で500円だ。早速服を脱ぐのももどかしくお風呂に向かう。中はサウナと内湯,露天風呂が有る。さっと湯を浴びて内湯に浸かる。硫黄の匂いがするぬるめの湯だ。山行の後は気持ち良い。ちょっと一息付いて外の露天風呂に入る。こちらは更にぬるくいつまでも入っていれそうだ。やはり外の方が解放感が有り気持ち良い。疲れた足の筋肉がほぐれそうだ。しかし幟にあったワイン風呂というのは見あたらない。残念。 |
次はどこへ | |
今までガイドブックに上級者向きと書いて有る所はまだまだ自分には無理だと思っていたが、今回の乾徳山の鎖場を登れて少しは自信が付いた。これも偏にいつでも気軽に参加できる日和見山の会のお陰だ。このような会に入っていなければ怖がりで慎重な私はいつまでも上級者向きの山には行けなかっただろう。次は同じ奥秩父の瑞牆山,金峰山などにも行ってみたいと夢が膨らむ。
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山行日: | 2002/06/29(土)曇り |
山: | 三富村 乾徳山(2031m) |
コース&時間: | 大平駐車場(1:20)扇平(1:50)頂上(1:30)高原ヒュッテ(1:10)大平駐車場 |
歩行数: | 駐車場(7300歩)頂上(4500歩)高原ヒュッテ(4700)駐車場 計16,700歩 |
同行者: | kenさん、横田さん、たーさん、川さん、国さん、中さん、河さん |
参考ガイドブック: | 富士山の見える山60選 |
温泉: | 牧丘町 町営花かげの湯 3時間500円 |
写真: | 乾徳山の写真 |
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