白山(2004/07/04)グループ


のんびりと

 7月の連休に日和見山の会で金峰山へ小屋泊まりで行くことになった。しかし最近この会へも参加してなく(そもそも山へめっきり行ってない)顔ぶれも変わったようなのでその前に予定している山へ参加することにする。丹沢前衛の白山だ。標高300mにも満たない低山をのんびり歩いてから温泉に寄る予定で家から近いこともあり一日のんびり過ごせそうだ。この会への新入会員も増え最近の空梅雨とあいまって参加者も増えそうだ。

月齢

 当日の朝、家を9時前に出る。集合場所の本厚木駅改札に降りるとまだ誰も来ていないようだ。どのバス停から乗るのか駅前の案内図を見て確認する。バスターミナルは少し駅から歩かなければならないようだ。改札前に戻り待っていると続々と集まってくる。久しぶりに会うリッチさんは噂どおり痩せている。お腹をつまむと確かに脂肪が減っていて上着がだぶだぶだ。プリンさんもすっかり痩せていて誰か分からないくらいだ。前々回会った時は満月プリンで前回会った時は半月プリン、今回はまるで三日月プリンだ。ということは次会うときはまた元に戻って・・・。

大勢で

 10時に全員そろい出発となる。バス停に向かうが駅のすぐそばのバス停から出発で私が事前に確認したつもりのバスターミナルからではなかったのだ。乗りなれない場所のバスはわかりにくい。16人でほとんど貸切のような状態で出発する。街中を抜け山に向かっていくと好い天気で緑が綺麗だ。やがて飯山観音前バス停に到着する。バス停のすぐそばには飯山温泉の宿が何件か見える。広場で簡単に自己紹介するが初対面の人が多く覚えきれない。最近若い会員も増えてきて活気がでてきた。一時期は4,5人が多かったのだが。

男坂

 kenさんを先頭に歩き出す。道路からすぐそれ遊歩道を進む。日陰の道は涼しい。すぐに長谷寺の入り口に出て急な階段を登り始める。16人で登るとぞろぞろといった感じだ。かなり長い階段を登り終わると広い境内に出る。この時期で晴れているから結構暑いかと思ったがさらっとした風があり気持ちいい。銘々賽銭をして次へ進む。ここからは山道になる。すぐに男坂、女坂の分岐に出る。男坂には狸だろうか可愛い石像があり、女坂には兎の石像が置いてある。kenさんがまるでダイエット前、ダイエット後のxxさんみたいだと言って一同爆笑。

ダイエットのこつ

 先頭のkenさんは男坂を進む。大体この会では迷わず女坂を進むのだが今日は珍しい。男坂は石段が延々と続く。段差が大きいから歩幅が合わせにくい。少し汗をかいたころ白山頂上に到着する。荷物を降ろししばし休憩する。300mに満たないが眺めがいい。プリンさんとリッチさんの痩せぶりにダイエットの話題になる。あるダイエットを勧める先生の説では肉や油物はいくら食べてもいいが変わりにご飯など炭水化物を取らないのが正しいダイエットだと言っていたらしい。しかしその先生はすぐ亡くなったとのこと。うーん、説得力なし。

昼寝

 ふと見るとkenさんがいない。少しして戻ってくると近くの池まで行ったらしい。さて、ここはあまりスペースがないから左手の展望台に向かうことになる。どんな場所かと思ったがコンクリートの無粋な展望台が立っているだけだ。しかし階段を上がってみるとなるほど先ほどの場所より展望は良い。東面が開けていて厚木の街中や遠くランドマークタワーや微かに江ノ島まで見える。本当に今は梅雨時期なのかと疑うような天気だ。西面は木々があり良くは見えないが大山の稜線が見える。

 下に下りてご飯にする。展望台の下に木のテーブルがあるが全員座れる程広くはないから銘々好きなところにシートを広げたりして座る。私は東面の眺めの良い場所に座り景色を見ながらおにぎりを食べる。近くの木の切り株には赤いトンボがじっとしている。リッチさんや深さんが写真に撮ろうとするがピントが合わず苦労している。アキアカネにはまだ早いからもともと赤いトンボのようだ。時間は十分あるから少しベンチで昼寝をする。日差しが暑いほどでもなくまどろむには丁度良い。

下界

 さて、十分くつろいだ後下ることにする。帰りは順礼峠の方へ南下する。来たとき同様森に入ると涼しく歩きやすい。竹林があり風が吹くと頭上でカラカラと良い音がして風情がある。しばらく下っていくと貉(むじな)坂峠に出る。動物の貉にちなんだ名前かと思ったが昔のこの辺の地名から付けた様だ。緑の中を快適に歩いていくとやがて子供たちが遊んでいる声が聞こえてくる。七沢森林公園で遊んでいるようだ。すぐに順礼峠に着く。ここも公園の中で随分と広い公園のようだ。ここから県道に向かって歩いていくと舗装になりとたんに頭上の樹木も途切れて一気にむわっと熱気が襲ってくる。今日はこんなにも暑かったのか!と思い知る。

温泉が一番

 県道を横切り七沢温泉に向かう。ふとリッチさんと看板を見てみると七沢温泉まで車で5分と書いてあるのに気づく。そんなに歩いたら汗だくになってしまう。後ろの深さんやkenさんに聞くとすぐ近くに七沢荘というのがあるらしい。少し進むと動物の檻がいくつかあり、その先に七沢荘が見えてくる。横手から入り受付に行くと16人から割引になるらしい。丁度16人だと思っていたがみんな人数を把握してなく改めて数えるとやはり16人だ。2千円割引となり浴場へ向かう。中に入ると結構広く良い露天風呂だ。早速体を荒い、湯船に浸かる。至福の一時だ。湯はぬるぬるしたぬるめのお湯で気持ち良い。美肌の湯ベスト9に選ばれたと書いてあるのも頷ける。

ビールが一番

 ゆったり寛いだ後広間でビールだ。風呂上りのビールは旨い。先にあがっていたたーにーさんと会話する。実に4年ぶりだがそのとき会った印象では巨漢だなと思っていたが、その後だいぶダイエットで脂肪を落としてすっきりしている。エアロビクスのおかげらしい。ビールを止めればもっと落とせるのにどうしてもそれだけはできないらしい。やがて女性陣も風呂から上がってやってくる。やはりビールだ。日和見に参加する女性はなぜかアルコールに強い。山歩きした後のビールの味を覚えるのは男も女も関係ないのだろう。

次は小屋泊まり

 下さんの奥さんと梅さんが英語でペラペラ会話している。英語が喋れるなんて羨ましい。自分も何か勉強したいが忙しさを言い訳にして三日坊主だ。暫く歓談し、すっかり気分良くなってバス停へ向かう。外は暑い。しかし冷房の効いたバスがすぐ来て救われる。本厚木駅で解散し同じ沿線の渡さんと帰る。次の金峰山は私にとって始めての小屋泊まりで、経験のある渡さんに小屋の様子や必要な服装などを聞く。2週間後が楽しみだ。


山行データ
山行日: 2004/07/04 晴れ
山: 厚木市 白山(284m)
コース&時間: 飯山観音バス停(10:35)白山(11:30)展望台(12:55)登山口(14:35)
同行者: kenさん、下さん、奥さん、菅さん、荒さん、渡さん、梅さん、リッチさん、深さん、たーにーさん、岡さん、たーさん、三日月プリンさん、武さん、工さん
参考ガイドブック: 登山・ハイキング19丹沢山塊
温泉: 厚木市 七沢荘
写真: 白山の写真


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