高畑山〜倉岳山(2004/09/19)グループ


きつそう

 いつものように日和見山の会リーダのkenさんよりメールがあり、次は中央線沿線の倉岳山というところに行くようだ。予定はないし早速参加のメールを出す。先週、私は行けなかったのだが高尾山・城山で鍋パーティーをやったら20人が集まり楽しかったようだ。さて今回は何人集まるだろうか。高尾で乗り換えると国さんがいて挨拶をする。他のメンバは別の電車だろうか?国さんがkenさんに電話すると他の車両に乗っていて合流する。四方津駅でお座敷さんと佐さんが乗ってくる。二人とも会うのは久しぶりだが元気そうだ。梁川駅を過ぎると今日行く山が左手に見えてくる。高畑山から倉岳山の間はかなり下っていて登り返しがきつそうだ。

どじょう掬い

 鳥沢駅で下り、井さん、荒さん、渡さん、リッチさんと合流し今日の参加者9人全員集合する。駅前にはタクシーが無く、国さんがタクシー会社に電話する。2台予約して駅の前を少し見回すとすぐ目の前に電話したタクシー会社があってびっくり。直接その事務所で頼めばよかったのだ。大きな駅周辺の観光案内版を見て今日歩くコースを確認する。小篠貯水池までタクシーで時間を稼ぎ高畑山から穴路峠を経て倉岳山まで歩き梁川駅に下りる予定だ。今日は30度の予報だったがもう山の方は涼しいだろうと思っていたが結構日差しがあって暑い。井さんは日除けにサングラスと大きなスカーフでかなり怪しい人となる。kenさんが、ざるを持たせたら似合いそうと言うと、それなら佐さんも似合うんじゃないかと横から声があがる。

食べれる?

 程なくタクシーがやってきて2台に分乗して小篠貯水池を目指す。何度か道を曲がって行き、歩きだと分かりづらそうだ。狭い道を進みタクシーが止まって降りるが貯水池はどこにあるのだろう?ここから林道を少し歩き登山口に入っていく。苔むした細い沢や足元の花などを見ながら進んでいく。もう崩れて台座しかない石仏で高畑山への道を右に分岐すると、そこから急なジグザグの登りになる。栗が一杯落ちていてすっかり秋だ。きのこも多くおいしそうなものからどう見ても毒きのこのような赤いきのこや白いきのこなどが多い。今日はきのこ博士がいないが赤い卵形のきのこはタマゴタケで食べられると井さんは言う。本当?と思わず突っ込みを入れる。きのこは詳しく調べないで食べると危険だ。井さんは頂上で焼いて食べると言っているが・・・

熱い

 きつい登りをしばらく進みやっと仙人小屋跡に到着する。小屋跡だと知らなければ分からないほど殆ど何も残っていない。少し休憩して先へ進む。またきつい登りがあるがそこを過ぎると緩やかになり、やがて上のほうから人声が聞こえてくる。やっと頂上だ。南側が開けていて開放感がある。近くの山は見えるが富士山はあいにく雲の中だ。日差しが強いから少し日陰を選んでご飯にする。今日は涼しいと思ってラーメンを持ってきたがこの暑さでは厳しい。しかし他に無いから仕方ない。コンロでお湯を沸かし冷凍ラーメン(自然解凍されているが)を入れおかずのソーセージも入れて煮込む。

 井さんがさっき取ったきのこをラーメンのおかずにどうかと進めるが勿論断る。医者がそばにいるわけではないから分からないのを食べるわけには行かない。井さんは持ち帰るようだから後で食べた感想を聞いてみよう。あつあつのラーメンをふーふー言いながら食べる。暑い。熱すぎる。休んでいるのに汗が引くどころか余計出てくる。

通過駅

 食べ終わって一息入れているとリッチさんは寝ているkenさんを起こして早く行こうと言う。随分気合が入っている。リッチさん先頭で進んでいく。最初は急な下りがあり慎重に進む。そこを過ぎると緩やかな尾根道になる。途中にもきのこがたくさんあり季節を感じる。少し登り返して天神山という小さなピークに着く。先頭のリッチさんは先へ行ってしまったようで見えない。そこから少し下ると穴路峠に到着するがリッチさんの姿は見えない。もう疲れた人もいるしここで降りようかと話すがどうしよう?渡さんが少し倉岳山の方へ登って大きな声でリッチさんを呼ぶが何も反応が無い。だいぶ先まで行ってしまったようだ。普通このような分岐では待つものなのだが、特急の好きなリッチさんにとってこの穴路峠は通過駅だったようだ。

無事合流

 渡さんが戻って来てから二手に分かれることにする。kenさん、荒さん、井さん、渡さんはここから鳥沢駅へ下り、私と国さん、佐さん、お座敷さんはリッチさんを追いかけて倉岳山へと向かう。ここまで下った分、登りはまたきつい。20分ほど急ピッチで登るがリッチさんには追いつけない。息が上がり立ち止まると国さんは先に行って見てくると言い先へ進む。元気だ。我々も少し休憩して先へ進む。やがて倉岳山に到着する。リッチさんはいるか?良かった、国さんと一緒にいた。話を聞くとここに着いてから写真を撮り、一息入れたところで皆が来ないからひょっとすると立野峠で待っているのかも知れないと思ったようだ。低山でこの時期だから、はぐれたところで大事にはならないだろうが困ったのもだ。

沢沿い

 さて、ここからは今日は来てないが下さんお勧めの月夜根沢沿いの道を下る。急な道を10分ほど下っていくと水が少し流れている沢に出る。量が少なくちょっと飲めない感じだ。さらに下っていくと整備された水場があり少し休憩する。沢に太いパイプ2本付けられそこから勢い良く水が流れている。飲もうと思ったらこの水は飲めませんと看板があり残念。それでも手を洗い顔を拭くと冷たくて気持ち良い。佐さんがハンカチを水で洗おうとしたら下に落としてしまう。近くの木の枝を使って巧く吊り上げる。やはりどじょう掬いは巧いかも知れない。休んでいるとたっぷり汗をかいた体に沢沿いの風が涼しい。しばらく沢沿いの道を何度か渡りなおしながらゆっくりと進んでいく。なかなか気持ちの良い道だ。

チーカマに改名?

 やがて登山口に降り、国さんがkenさんに電話すると向こうはこれから電車に乗るところで梁川駅で待ってくれるらしい。少し歩いていくと20号に出てすぐに梁川駅だ。kenさんたちと合流し時間があるから駅そばの店でビールを買う。汗をかいた後のビールは旨い。佐さんはつまみにチーカマを買っておいしそうに食べる。井さんが途中の休憩の時にも佐さんはチーカマ食べていたよねと言うと佐さんは好きなんですと答える。笹かまぼこやチーカマが好きらしい。kenさんがニックネームはチーカマが良い?と言っている。次からは佐さんからチーカマさんに改名かな。

 やがてやってきた電車に乗り揺られているとアルコールが回ってきて気持ち良い。二つ山を歩いて結構歩きがいがありエピソードもいくつかあって楽しい一日となった。


山行データ
山行日 2004/09/19 晴れ
大月市 高畑山(982m)、倉岳山(990m)
コース 小篠貯水池(10:30)仙人小屋跡(12:30)高畑山(13:05,13:45)穴路峠(14:20)倉岳山(14:50,14:55)立野峠(15:20)梁川駅(16:40) 歩行数:20,000歩
同行者 kenさん、国さん、お座敷さん、佐さん、井さん、渡さん、リッチさん、荒さん
参考ガイドブック 山と高原地図27高尾・陣馬
温 泉 なし
写 真 高畑山・倉岳山の写真

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