陣馬山(2004/11/03)グループ |
心配事 | |
今度の日和見山の会の山行は山歩きと言うより山頂でワインを飲みながらチーズフォンジュやパスタを食べると言うグルメランチ中心の計画だ。場所は陣馬山で皆で食材や調理器具を分担して担ぎ上げようということだ。チーズとワインの食材準備はグルメのシェフ、その他の食材は食材部長が段取りを行うことになった。事前に食材部長から参加者に誰が何を買って来て欲しいかメールが入る。男性陣は水2Lと加工しないで持っていける野菜や果物、鍋など。女性陣は下準備が必要な野菜などのようだ。私には水2Lとアボカド2個、プチトマトが割り当てられる。
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乗れない? | |
そんな不安を抱えながら当日の朝を迎える。支度をして忘れ物がないか確認する。冷蔵庫からアボカドとプチトマトも入れ後は駅へ向かう途中で99円shopで水2Lを買うだけだ。店でお昼ご飯に何か買おうか考えるが、以前私は参加できなかったのだが城山で鍋パーティーをやったときに食材がだいぶ余ったと聞いていたので、お昼ごはんは買わずに水2Lだけ買って駅へ向かう。藤野駅で降り和田行きのバス停に向かう。ところが天気が良く陣馬山は人気のようですでにバスは一杯だが、まだ長蛇の列。とても乗れそうに無い。今日のメンバはリーダのkenさんと竹さんしか見えず他のメンバは既にバスに乗っているようだ。係員から臨時便が出ると聞いて安心する。3人で次の臨時便に乗るがこちらも一杯になる。バスは山間の道を登って行き、陣馬登山口、上沢井登山口で登山客を降ろしながら終点の和田バス停に到着する。
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辛い階段 | |
先行したメンバとバス停にある県立陣馬自然公園センターで合流し出発する。他の会長が「昨日の酒が抜けないから調子が悪い」と言うとすかさず「いつも同じこと言ってるね」と茶々が入る。車道を5分ほど登ると登山口だ。急な舗装路を民家の庭の中を通るような感じで進む。下を見下ろすと小さな茶畑が見える。きっとこの辺の人だけで飲む分だけ栽培しているのだろう。墓の横を過ぎると雑木林の歩きやすい気持ちいい道になる。天気が良く秋の空気の中をゆっくり進んでいく。道の両脇にはきのこが結構あり前を歩く竹さんは目が良いみたいで良く見つける。そのつど立ち止まって近づいて見るが何きのこかはわからない。詳しければチーズフォンジュの具になるのに勿体無い。
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初めてのチーズフォンジュ | |
晴れの予報だったが曇っていて展望は良くない。しかしそんなことよりまずは場所取りだ。頂上付近は大勢の人で賑わっているが少し離れた草地のところに各自持ってきたシートを広げ、ワインにチーズ、野菜、果物、鍋、土鍋など次々に出して、早速料理が始まる。まずは食材部長の指示でサラダ作りだ。私も持ってきたアボカドをむき始める。熟れ過ぎていたか心配だったほうはやはり少し熟れ過ぎで皮が綺麗にむけず黒ずんだ内皮が残る。2個目は丁度食べごろで綺麗に手でむける。他の人が持ってきたアボカドは国さんがむいているがそっちは全部綺麗な緑色だ。
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豪華な食事 | |
まずはワイン2本を開ける。これもシェフ厳選の辛口とフルーティーな2本だ。驚いたことにシェフはワイングラスまで全員分もって来てくれた。プラスチックだが上と下が分解できるもので優れものだ。全員ワインを注いで食材部長の音頭で乾杯だ。美味い。辛口のワインが心地よい。早速アボカド、生ハムのサラダを頂く。美味い。アボカドはわさび醤油で食べると何ともいえないとろっとした感じで絶妙だ。今まで食べたことが無かったがこれはいける。今度家でも食べてみよう。チーズフォンジュをフランスパン(2種類)や野菜(プチトマト、にんじん、アスパラ、じゃがいも、ブロッコリー)、ソーセージ(チョリソー、普通の)を絡ませて食べる。美味い。ワインで伸ばしたほうはチーズが切れないほど良く伸びる。これもシェフが用意してくれたチーズフォンジュ用の長いフォークで食材をくるくる回してチーズをたっぷり絡ませる。こくのあるチーズがワインに良く会う。牛乳で伸ばした方はさらっとした感じでフランスパンに付けて食べると美味い。
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宴会の山 | |
ゆったりと時間は過ぎいつの間にか西日が差してくる。時計を見ると4時間近くも頂上にいたことになる。食材は少し余ったがもう皆お腹一杯で、帰り支度を始める。ゴミやワインの空き瓶を分担しシートを畳むと宴の痕跡はなくなる。白馬の像でボッカさんが三脚でセルフタイマーにして記念写真を撮る。帰りは来た道を戻りすぐの和田への分岐を下る。登りで使った道の1本北側の道だ。こちらのほうが歩かれてないようで落ち葉がふかふかだ。日陰に入るともう薄暗くなっているが陽が入るところでは夕日に照らされ木々の葉が綺麗だ。
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感謝! | |
5時半のバスで他の登山客が帰っていくと我々だけになるがまだ送迎バスが来ない。先ほど温泉のマイクロバスらしきものが通り過ぎていったがそれも戻ってこないしどうしたのだろう?シェフが電話し話してみるともう和田バス停に向かっているとの事だ。和田峠と間違っているのだろうか?何回か電話するうちやっとマイクロバスがやってくる。ほっとして全員乗り込む。前に座った上さんが運転手に聞いてみると新しい運転手でこの辺の地理に詳しくなく、間違って和田バス停に行ったらしい。すっかり暗くなった道を藤野駅を通り過ぎ更に進むと右手の五感の里という温泉に到着する。やまなみ温泉の少し手前のようだ。
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山行日 | 2004/11/03 晴れ |
山 | 陣馬山(857m) |
コース | 和田バス停(9:50)頂上(11:40,15:50)和田バス停(16:50) |
同行者 | kenさん、ボッカさん、他の会長、渡さん、国さん、食材部長、嶋さん、荒さん、竹さん、上さん、シェフ |
参考ガイドブック | 山と高原地図27高尾・陣馬 |
温 泉 | 藤野町 五感の里 |
写 真 | 陣馬山の写真 |
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