大山(2005/01/09)単独


マイペースで

 今年最初の山はやはり地元の大山に登って一年の山行の安全を祈ることにしよう。普段は全く信仰心もなく、神社と仏閣の違いも良く分からないのだが正月だと何となくお参りでもしようかと思ってしまう。9時過ぎに市営第一駐車場に着くが結構奥まで一杯なのに驚く。道の左側には捨看板に渋滞中と書いてある。1月も2週に入ったがまだ混むようだ。私のように正月は田舎に帰り初詣はそこで行い、戻って来てから最寄の神社に行くという人が多いのだろう。追分までの舗装路が結構きつい。上の第二駐車場はもう一杯で駐車待ちとなっている。下に止めて正解だった。土産物屋の前を過ぎ追分のケーブルカー乗り場の横を通って少し登ると追分社がある。ここでお参りし分岐の男坂を進む。いつもここでハイペースでバテるから今日はゆっくり進む。中学生らしき何かのスポーツ選手達に元気良く抜かれるが気にしない。犬を連れた軽装の人にも抜かれてしまう。

足が重い

 段差が重くまだ10日前の塔ノ岳を歩いた疲れが取れていないようで、体力の回復もだんだん年を取ると遅くなってきてるな感じてしまう。それでも一汗かいてからは体が慣れてきて少し楽になる。シャツも脱いで長袖Tシャツ一枚で丁度いい。下社に着くとケーブルカーで来た人たちでごった返している。ここでもお参りをし、頂上へ向かう。最初の石段が長く急なのだ。ゆっくり歩いていると次々と普段着の人たちに抜かれてしまう。しかし階段を登りきると彼らはそこで息を弾ませ休んでいる。歩き慣れていないようだ。その横をゆっくりと抜け上を目指す。28丁目までの丁目石を目安に歩いていく。途中の開けた場所からは振り返ると相模湾が良く見える。だんだん雪が少しずつ出てきて滑らないように気を使う。富士見台からは富士山が綺麗だ。ヤビツ峠からの道を合わせると急に人が多くなり前がつかえがちになってくる。それにしても足が重い。鳥居が見えてくると頂上はすぐだ。

物足りない

 本社前からも赤い屋根越しに富士山が見える。ここでもお参りをし、ご飯をどこで食べようか探すがどこも一杯で裏手のトイレ奥の展望台まで行く。ここからは遮る物がないから富士山、南アルプス、丹沢の山並みが一望だ。空いている所にシートを敷きご飯にしよう。今日はみそうどんに味付け卵とソーセージ、厚揚げを入れて煮込む。どれも99円shopのものだ。煮えたところで早速食べてみる。うーん、今一。やはり99円だと味には期待できない。今日はアルコールは抜きだ。最近大勢でのグルメランチが続いたから今日はどうも物足りない。

初滑り

 食べ終わり北側の広場に移るとこちらからは相模湾も見える。予定通り見晴台経由で下社に向かう。下り始めると予想通りいつものことだが解けた雪と土が泥んこ状態になっている。普段着で町用の靴で来た人たちが歩くのに苦労している。こちらはハイカットの靴で汚れても気にならないズボンだしダブルストックだから快適に歩き追い越していく。段差で凍っている所は慎重に歩くが前に二人ゆっくり恐々歩いている人たちがいてちょっとそちらを見た隙に見事に滑って尻餅を突いてしまう。今年の初滑りだ。安全登山を祈願したのにご利益が無かったのかそれとも怪我しなかったのはご利益があったのかどちらだろう。

今年一年元気に

 気を取り直して歩き始める。道はますます泥んこになり、今度は泥で滑りやすい。ストックを巧く使いながら降りていく。泥道を過ぎると気楽になる。見晴台に着くと殆どのテーブルが一杯だ。下社から来た普段着の人も多い。すぐに下社に向かう。まだまだ下社から来る大勢の人たちとすれ違う。ここは何度も来ているが去年の台風の影響か以前にもまして崩壊箇所が進んでいるような気がする。下社を巻いてすぐに女坂を下る。大山不動尊は結構人出が多い。追分からここまで来る人も多いのだろう。追分を過ぎるとケーブルカーの客で賑やかになる。土産物屋で地酒の濁り酒を買って駐車場に向かう。駐車場そばの明治元年創業の和菓子屋でも土産を買い後は家路に向かう。今年一年怪我をしないように健康に歩きたいものだ。


山行データ
山行日 2005/01/09 晴れ
大山(1,252m)
コース 市営第一駐車場(9:20)下社(10:10)頂上(11:15,12:05)見晴台(12:50)追分(13:30) 水:往復(0.7L)
同行者 なし
ガイドブック 登山・ハイキング19丹沢山塊
温 泉 なし
写 真 大山の写真

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