頭高山(2005/01/30)グループ


今年一番の寒波

 今度の日和見山の会では会発足200回記念と言うことで誰でも気軽に参加できる近場・低山として丹沢の渋沢丘陵にある頭高山でお汁粉大会をやるというものだ。標高は303mと可愛い。最初は1/16に予定されたが雨のため中止で1/30に延期となった。しかし直前の天気予報では雨の心配はなさそうだが今年一番の寒気が来るらしい。防寒対策をしっかりしなければ。

雪の表丹沢

 当日朝、集合は渋沢に10時だから8:30に家を出る。近くて楽だ。服装は長T、シャツ、フリース、ジャケットと重装備だ。家から餅4個を持って途中の99shopで水2L,スポーツドリンク900mlを買う。駅まで歩くのに早速暑くなりジャケットを脱ぐ。風も無くそんなに寒くはない。渋沢に着くと既に数名集まっていてすぐにkenさんを除いて全員集まる。kenさんは珍しく10分の遅刻らしい。渋沢駅の北側連絡通路からは富士山や表丹沢が綺麗に見える。kenさんを待つ間皆で景色を楽しむ。塔ノ岳が雪で一際白く綺麗だ。年末に歩いたがまた近いうちに行ってみよう。

カモネギ

 kenさんがやってきて早速南口から渋沢丘陵へ南に向かう。下さんは以前来た事があるようで先頭になって舗装路を進む。暫く進むと野菜が無人の路肩で売っておりネギ一束100円の値札に女性陣が立ち止まる。うどんに入れるねぎは持ってきたようだがもう1本あってもいいよねと言って一束買う。新聞誌に包んだのを会長さんが俺:カモ?と言って手に持つ。お似合いでおかしい。やがて広い道路から細い道路に入るがまだ舗装路だ。坂が急になってきて一旦休憩し、皆一枚脱ぐ。暑い。天気予報で皆厚着をしてきたようだ。更に進むと渋沢丘陵の尾根に出るがずっと舗装されたままだ。ここを右(西)に向かう。左手には畑があり先ほど買ったような新鮮なネギや大根、白菜が整然と植わっている。

山頂へ

 少し進んで分岐を右に曲がると下りになる。左手奥に小高い山が見えてきてあれが頭高山だろうか?ちょっと遠いような気がするが。すぐにまた左へ分岐がありそちらへ進む。やっと舗装路から土の道になる。左手には柑橘系の木が多くたわわに甘夏などの大振りな実を付けている。木の実の殆どを鳥に食べられているみかんとそうでないものがあり、皮の薄いみかんの木は鳥除け用なのかもしれない。少し進むと左に広場がありベンチもある。宴会をするには良さそうだ。ここにしようかとの意見も出るがやはり頂上で富士山を見ながらにしようとの意見で先へ進む。すぐに秋葉神社に着き鳥居をくぐってちょっと登ると山頂だ。

お汁粉大会では?

 しかし山頂からは先ほど小高く見えていた山が邪魔して富士山は見えない。地図にも山名が載ってないが478mの山だ。南側には箱根の山が見えるだけですぐに降りて先ほどの広場に向かう。テーブルに早速各自持ってきた食材を並べランチの準備をする。テーブルは狭くベンチにも分散してうどんの鍋、お汁粉、焼餅などを分担して作り始める。飲兵衛はさらに熱燗用のお湯も沸かす。風があって私のガスストーブは小さくて持ち運びが楽なのだがゴトクに直接風が当たりなかなか餅が焼けない。大きなゴトクのものだと鍋を乗せても安定感があって良い。卓上コンロも屋外で風がある場所での使用は考慮して無いようでなかなかお湯が沸かない。

 やがてできたお汁粉を食べる。旨い。さっぱり感のあるこしあんに焼いた餅が絶妙。飲兵衛連中はお汁粉は食べないが河さんが無理して今日はお汁粉を食べに来たんだと言ってお汁粉も食べる。だけどやはりメインは飲むほうでベンチには各種お酒のバーができていて皆大いに飲んでいるようだ。うどんの方もできて頂く。これも旨い。だしが効いていて野菜たっぷりの鍋といった感じだ。

やっと山道

 お汁粉もうどんもたっぶり食べて宴会もおしまいになる。帰りは震生湖へ向かうことにする。嶋さんは先日まで風邪を引いていたらしいが毎日ビールがまずかったという話をすると周りの飲兵衛から風邪を引いたら酒を飲んじゃだめだよと諭される。言っている人たちが風邪を引いても絶対禁酒なんてしない人たちばかりだから可笑しい。タバコを吸う人が風邪で喉が痛くても吸うのと一緒だ。震生湖に向かう途中の小高い場所では右手に相模湾の江ノ島や大島まで見え左手には表丹沢の主脈が見え景色がすばらしい。更に進むと下りになり、今日初めての山道らしい土に落ち葉が積もった歩きやすい道になる。

土産

 やがて舗装路に出て少し進むと震生湖に降りる道があり階段を下りていくと震生湖だ。ここは自然にできた湖では日本で最新のもので関東大震災の時にできたらしい。その後、各地で沢山できている湖は全て水がめ用や洪水予防のための人造湖だ。湖畔では釣り人がおり、会長(釣りの)は早速釣り人と会話をしている。湖畔を歩いて他の出口から道路に出て秦野駅まで歩く。道が分かりにくい箇所があるが地元の川さんに先導してもらう。途中ピーナツを炒っている場所があり女性陣の足が止まる。ねだって少し分けてもらったのをおいしそうに食べている。秦野はピーナツの産地らしい。すぐに地物の土産物屋があり、そこでビーナツやみかんを買って駅に向かう。

まだ飲む

 駅で解散かと思ったが飲兵衛たちは飲み足りなかったようで駅前で飲み直そうと話がまとまる。しかし、私は用事があったのでお別れだ。この会リーダのkenさんは酒は殆ど飲まない人で今までの会の山行では山で宴会をすることはなかったが、最近は会員に飲兵衛が増えたせいか宴会山行が増えてきた。次はどこの山で宴会をやるのだろう?


山行データ
山行日 2005/01/30 晴れ
頭高山(303m)
コース 渋沢駅(10:15)頂上(11:30)八重桜の里(11:35,13:45)震生湖経由秦野駅(16:20) 水(0L)
同行者 kenさん、菅さん、渡さん、下さん、河さん、会長、国さん、竹さん、川さん、中さん、荒さん、嶋さん
ガイドブック 山と高原地図28丹沢
温 泉 なし
写 真 頭高山の写真

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