大山(2005/02/12)子連れ


雪が心配

 さて、先週の塔ノ岳での靴擦れは何とか直りかけているがまだ楽なところしか行けそうにない。どこにしようか?二太郎に聞いたら一緒に行くと言うので雪のさなそうな近くの大山に行くことにしよう。行く途中でお昼ご飯やおやつを買う。二太郎はおにぎり、私はうどんにする。いつものように市営第一駐車場に車を止め歩いていく。ケーブルカー乗り場の追分駅までの道が結構急なのだ。追分駅の左横をそのまま進むと二太郎がケーブルカーはまだ?と聞く。去年夏にじいさん、ばあさんと一緒に来たときにケーブルカーに乗ったのを覚えているのだ。ケーブルカーはまだだよと言いながら先へ進んでいく。二太郎のペースだから汗をかくことはない。ゆっくりと下社までの道を歩いていく。道には雪はないが脇に少し雪がある。上のほうは結構雪があるかもしれない。下社近くまで行くと結構雪が増えてくる。トイレを過ぎ少し登ると下社に到着する。

子連れ

 ここまで来ると今までの静けさが嘘のようでケーブルカーで来た人達で大勢だ。茶屋により甘酒を頼む。二太郎にはソフトクリームを頼む。歩いて来たから暑いようだ。甘酒が甘くて美味しい。茶屋のおばさんの話では昨日も雪が降ったようで上の方は雪があって危ないかもしれないと言う。行ける所まで行って危なそうなら引き返すことにしよう。今日は車で登山靴も持ってきたのだが、履き替えずに二太郎に合わせてスニーカーのままで来たのだ。一休みしてから神社の横から頂上に向かう。最初の階段は何度来ても急だ。二太郎と一緒に息が切れないようゆっくり進む。頂上まで丁目石を目印に登っていく。だんだんと道も雪混じりになってくるが危ないほどではない。二太郎は時々思い出したようにケーブルカーはまだ?と聞くが後でねと言って登らせる。増えてきた雪に喜んでわざと道の端の雪の積もった所を歩く。十二町目の手前辺りで小学校低学年位の女の子と二太郎と同じくらいか幼稚園程の男の子を連れた親子連れと一緒になる。上の女の子はすごく元気でどんどん駆け上がっていくが下の男の子は父親に引かれるようにしてゆっくりだ。

うどんを取られる

 十二丁目の休憩所で彼らが休憩しているのを横に我々は先に進む。降りてくる人たちは軽アイゼンを付けているのも多くもっと雪が増えそうだ。富士見台では残念ながら富士山は全く見えない。頂上直下の階段が雪が凍っている箇所もあり滑りそうだ。何とかこけずに頂上に到着する。大勢の人で一杯だ。裏に降りていくところが急坂で滑りやすい。脇の新雪の上を歩くが二太郎は何度も滑ってしまう。殆ど引きずるようにして何とか降りる。大きなトイレは凍結のため閉鎖中で、その横を通り展望台に向かう。ここからの景色は表丹沢が望めてすばらしい。富士山と南アルプスが見えないのが少し残念ではあるが。少し戻って鉄塔の基部のコンクリートにシートを広げてご飯にする。早速うどんを作り始めると、二太郎はおにぎりと言っていたが案の定、作り始めるのを見てうどんが良いと言う。結局おにぎりを1個ずつとうどんは分けて食べることにする。やはりこの時期熱いものに限る。

歩きにくい

 暫く二太郎と雪遊びをしてから帰ることにする。表側に登るところが急で新雪の上を歩き二太郎は殆ど引っ張り上げるようにして登る。いつもは見晴台経由で降りることが多いのだが、今日はスニーカーだからどろんこにならないよう来た表参道を戻ることにする。登るときも大変だった頂上直下の階段は下りだと更に怖い。できるだけ脇に寄り新雪の上を歩いて何とか無事降りる。後は危険な箇所は無いが、二太郎は何度も滑りまくりでズボンは雪まみれになる。二太郎の手が冷たい(手袋は嫌いでしたがらない)ので交互に繋ぐ手を変えて降りていく。下社まで半分ほど降りたところで蓑毛越に向かう道があり、初めてそちらのルートから下社まで少し遠回りになるが緩やかそうな道を進む。しかしその選択は間違いだった。私が歩くには問題ないが人通りが少ないだけ歩きにくく急な段差も多く何回か二太郎を抱っこして下ろす。

また遊ぼう

 二太郎もだんだん疲れてきたのか下りで押さえが利かずずんずんと勢いが付いて降りるようになりしっかり手を繋ぐ。蓑毛と下社の分岐を過ぎてからは緩やかな歩きやすい道になる。大勢の人声が聞こえてくると下社に到着する。二太郎はすっかり疲れてしまってここからはケーブルカーで降りる。満員のケーブルカーに乗ると5分ほどで追分に到着する。早いが私には少し物足りない。途中に日帰り入浴できる宿が何件かあるから寄ろうかと思ったが二太郎は早く帰りたいと言うのでそのまま駐車場に向かう。思っていたより随分雪があったが怪我も無く雪遊びができてよかった。また遊びに来よう。


山行データ
山行日 2005/02/12 晴れ
大山(1,252m)
コース 市営第一駐車場(9:40)下社(11:00)頂上(12:35,13:20)、下社(14:40)ケーブル利用 水:往復0.2L
同行者 二太郎
ガイドブック 登山・ハイキング19丹沢山塊
温 泉 なし
写 真 大山の写真

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