生藤山(2006/04/23)グループ


桜はまだ?

 里の桜はもう時期を過ぎたが近場でも山へ行けばまだ桜は見れるかと思い、生藤山に行くことになった。集合場所の藤野駅改札に集まったのは国さん、中さん、下さんと私の4人だ。前日からの天気予報では雨となっていて山行が危ぶまれたが降っても小降りの様だし、何といっても晴れ女の中さんがいるから大丈夫だろう。バス停に並ぶと何と我々だけだ。天気がいいと乗り切れずに臨時バスが出るというのに今日は空いている。バスがやってくる頃にはもう少し乗客も増えてきたがそれでもバスはがらがら状態で出発する。鎌沢バス停で我々のほかにも何人か降りる。やはり生藤山に行くようだ。準備運動をして出発する。山を見上げると点々と桜が見えていて新緑と桜のコントラストが綺麗だ。

山でカクテル

 しばらく急な舗装された道を登る。すぐに暑くなり薄着になる。やがて登山口に着き、山道に入っていく。暫く登ると桜並木が出てくる。まだ残ってはいるがやはりもう散り際だ。この辺の桜は病気になって余り咲かなくなったらしい。佐野川峠を過ぎ少し進むと甘草水との分岐のベンチに出る。ここの桜はまだ沢山咲いていてしかも道の両側にあり綺麗だ。丁度雨が降ってきて傘を差す。中学生くらいの団体がいて彼らは別に雨でも慌てず引率の人に引かれて先を進む。我々は少し休憩するがその間に雨は止んでくる。やはり晴れ女の実力か。少し登ると三国山に到着する。今まで先ほどの中学生の団体くらいしか見なかったがここには結構ご飯を食べている人達がいる。我々もまだ早いがお昼にする。遠望はできないが近くの新緑の山並みを見ながらのご飯はやはり旨い。国さんがなにやら作っている。赤い飲み物を出したと思うとグレープフルーツを絞って何やらカクテルのようだ。しかも氷まで持ってきている。早速できたてを頂く。美味しい。山でこんなカクテルを飲めるとは思ってもいなかった。さすが国さん、気が利く。下さんが赤いのはカンパリでしょう?と言うと当たりだ。私にはさっぱり分からないがさすが食通の下さんだ。

やっと縦走

 さて、少し中から暖めたところで出発だ。生藤山に登ると更に景色がいい。少し下って茅丸を登りその下りで腰が引けておっかなびっくり降りている女性がいて中さんが足の位置や手をどの木に掴まるかなど教えながら降りる。殆ど歩きなれていないようだ。その連れは女性一人男性二人で下で待っていた。彼らを抜いて先に進む。尾根道にはところどころツツジも咲いていて綺麗だ。更に進んでいくと国さんの足取りがどうも重そうだ。冬の間はずっとスキーをやっていて山歩きは久しぶりだからのようだ。スキーと山歩きは使う筋肉が全然違うのだろう。醍醐丸は巻いて和田峠に向かう。やがて和田峠に到着する。峠の駐車場もがらがらだ。今日は天気予報が雨だったからどこも静かだ。急な階段を登っていくがここでも国さんは辛そう。それでも30分弱で陣馬山に到着。生藤山からのこのルートは4年ほど前に一度来たがそのときは車で来たため石楯尾神社から生藤山、連行峰まで来たところでピストンで引き返したから、ここまで歩くのは初めてだ。やっと縦走できた。

後は温泉へ

 ここはさすがに大勢人はいるがいつものような混雑ではない。生藤山手前で見かけた中学生の団体がいて楽しそうに騒いでいる。やはり若いから歩くのも早い。ここの桜もまだ残っていて綺麗だ。少し休憩して新緑の中を和田に向かって降りていく。登山口近くまで降りていくと下のほうに沢井川に渡した一杯の鯉幟が見えてくる。道路まで降りると祭りの格好をした人達が大勢いて地元の祭りのようだ。バスに乗ると茅丸の下りで中さんが下り方をアドバイスした女性達4人がいて丁度近い席になる。我々が温泉に行く話をしていると彼らも温泉に行くようだ。藤野駅に着き五感の里のマイクロバスを待つ。20分ほどの待ち時間があり近くの野菜の露天売りを見てみるが今ひとつだ。やまなみ温泉行きのバスが来ると先ほどの彼らはそれに乗る。すぐに五感の里のマイクロバスがやってきて我々はこちらに乗り込む。後は風呂に浸かって一杯だ。


山行データ
山行日 2006/04/23 曇り
生藤山(990m)
コース 鎌沢バス停(9:30)三国山(11:25,12:05)和田峠(14:00)陣馬山(14:25,14:35)和田バス停(15:30)
歩行数:未計測 水:未計測
同行者 国さん、中さん、下さん
ガイドブック 山と高原地図27高尾・陣馬
温 泉 藤野 五感の里
写 真 生藤山の写真

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